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FRAPIN(フラパン) Millésime 2009 15 ans d’âge 59.4% / pour BAR DORAS ※コニャック
容量:700ml
生産地域:グランドシャンパーニュ
蒸留所名:フラパン
樽の種類:...
カスクNo:...
蒸留年:2009
熟成年数:15年
ボトリング年:...
総本数:300本
<公式コメント>
【輸入経緯】
日本では長年「サッポロビール」社によりVSOPやXOの定番商品が正規輸入されています「Cognac Frapin(フラパン)」より、このたびBAR DORASプライベートボトル(PB)を自社輸入としてリリースすることが実現しました。それ以外の並行輸入商品Château Fontpino(シャトー・フォンピノ)や1990年代のシングルヴィンテージMillésime(ミレジム) を含め、日本にはいずれも40〜45%に度数調整されたスタイルのみであり、そして日本だけでなく、“フラパン史上世界初”となる約60%のリアルカスクストレングス・ミレジムとして特別に瓶詰めしていただいた極めて例外的な1本をご紹介致します。 1270年、コニャック地方グランド・シャンパーニュ地区スゴンザックにてブドウ栽培を開始したフラパン家は、17世紀より自家蒸留によるコニャック造りを続けてきた稀有なシングル・ファミリー・エステートです。
フィロキセラ後の再植期である1889年には現在のドメーヌ体制が確立され、以来20世代に渡りその伝統が継承されています。長い伝統に加え世界75ヵ国に輸出もし、世界的に知名度高いフラパンが通常行う段階的加水による度数調整を一切施さず、樽出しのまま約60%で瓶詰めされたPBを何故リリースすることが実現化したのか、その背景には偶然と必然が重なり合う15年前に渡るご縁がありました。 2011年6月、スペインからフランスに入り、バスク地方ビアリッツでレンタカーを借りて初めてコニャックへ向かう高速道路でスピード違反により警察に停止させられ、パトカーで警察署に連行されてしまいました。その結果、レンタカーと国際運転免許の没収だけでなく日本の運転免許も没収となり、日本の免許は1ヶ月後に日本に送られるという異例の事態となりました。罰金を支払い、警官に小さな駅までパトカーで送ってもらいました。その日コニャックでの造り手へのアポイントメント2つをまずキャルセルし、当時はGoogle Mapsもなく携帯電話もガラケーで、そこがどこかも分からない駅から電車を乗り継ぎ、半日遅れとなり夜にコニャック駅に辿り着きました。駅前に1軒あるホテルに入り、バーでビールを喉越しで飲み干してからバーマンに行き先を伝えタクシーを呼んでいただきました。自分を乗せたタクシーは畑道を進み20分位でこの日泊まるスゴンザックのホテルに到着しました。この日泊まったホテルはスゴンザックの中心にあり、目の前に聳える教会以外には薬局とパン屋があるくらいで静かな立地でありますが、その横がフラパンとなります。次の日教会の鐘の後で朝7時に起き、輸出マネージャーと現在会社経営の中枢メンバーで当時から現在でもセラーマスター(製造最高責任者)でありますパトリース・ピヴトー氏がホテルにお迎えに来てくださいました。3人でコーヒーを飲みながら、昨日の違反書をまじまじと見て「レンタカーと運転免許を没収するなどフランスでは信じられない」と苦笑いしていました。蒸留所に向かい、パトリースさんの車で畑をまず見に行き、マンツーマンでご案内をいただきました。 そのような経緯からコニャック廻り初訪問がフラパンとなり、それから15年経っても1番印象強く残っています。この話は拙書『旅するバーテンダー』第1章で書きましたが、当時は本当に苦しかったトラブルも今となればレンタカー没収があったからこそコニャックとのご縁が深まった七転び八起き的な人生を歩んでおります。 帰国してBAR DORASではカクテルのコニャックベースをフラパンVSOPに変えることにもなりました。
その後例年のコニャック廻りでは日本に輸入のない造り手を中心に訪問する中でフラパンにはたまに訪問する程度ではありましたが、カクテルベースには変わらず長年に渡りVSOPを使用し続けてきました。
2023年9月、香港Four Seasons Hotel内のミシュラン3つ星レストランCapriceにてゲストバーテンダーとして招聘された際、フラパンVSOPをベースにしたDORAS流の4つのカクテルを用意して現地に着くと、偶然にも同ホテルのスタッフ向けにフラパンのブランドセミナーが行われるとのことで、これは偶然なのか必然なのか…パトリースさんと電撃の再会となりました。何よりも、この日のイベントで私が使うカクテルのベースも勿論フラパンだったのです。当時はまったく話すことが出来なかったフランス語が12年経ち少しは話せるようになり、パトリースさんから次にコニャックに来る時にはフラパンが所有するシャトー・フォンピノに是非宿泊してくださいのお気持ちをいただき、この日にフランスへ帰国する中で夜のイベントでは時間ギリギリまで使いフラパンをベースとした私のカクテルを飲んで喜んでくださいました。
旧DORASがピリオドを打ち、3ヶ月に及ぶ建物解体期間を使い49日間でヨーロッパ8ヶ国18都市を廻り、イタリア4都市の5つ星ホテルバーでのイベントで組んでいただいたゲストシフトでもフラパンを使用し、フラパン側にも内容を共有してあり、格式高いホテルでフラパンを使うことに対し光栄だとお気持ちをいただきました。イタリアからフランスに向かい、コニャックには12日間滞在しました。ボルドーからコニャックに着き、イースター祝日で造り手は皆休業で訪問が出来ない中、パトリースさんからのご厚意でシャトー・フォンピノに宿泊させていただきました。祝日で誰も居ない古城に着き、静かな時間を1人で過ごさせていただきました。 「何日でも」とお言葉をいただきましたが、自身のスタイルは“VIPよりDIYを選ぶ”なので「1日だけで充分です」と、残りコニャックでの10泊はコニャック町で今までのホテルが世界的に同じようにコロナ禍以降の値上がりと円安が加わったため初めてアパートメントホテルを予約し移動することにしました。 翌朝に初訪問当時よりも新しくなったフラパンの施設をご案内いただき、テイスティングを終えるとパトリースさんとランチをご一緒させていただき、今回の取り組みにも繋がる重要な話が交わされました。
新生DORASが2025年6月にようやくリオープンでき、11月に渡仏しました。午前中8時、10時、午後2時、4時と1日4件のアポイントメントを詰め込んだコニャック廻り3日目2件目のアポイントメントで10時にフラパンに到着しました。 上記での重要な話にあった、フラパン側から正規輸入代理店サッポロビール社に「当メゾンを訪れてからご自身のバーでだけでなく世界で行われているイベントでもフラパンを使用する中森氏を日本でのフラパン・アンバサダーにしてもっと広めていただきたい」と何度もお伝えくださり、私の方では休業期間を使いサッポロビール社員様向けのフラパン・セミナーの開催や、正規代理店へ筋を通してPBの輸入をお願いしてきましたがすべて実現化せず、その後フラパンからご提案をいただき自社輸入としてPBへ動くことを決めました。 そこで訪問アポイントメントを取る際にパトリースさんに原酒の味わいや2000〜2010年のシングルヴィンテージ、アルコール度数50〜60%を希望し、カスクサンプルの特別準備を依頼しました。 ミレジム樽の木栓には赤い蝋付けが付けられて、造った本人もコニャック町にある仏国コニャック協会(BINC)に事前に申請しないと木栓を開けられず、申請後にBINC社員の立ち合いのもと樽を開けられるよう、不正を招かないようコニャックは厳しい管理と法律により守られています。事前申請がないと訪問日に突然ミレジムをテイスティングすることは出来ません。 到着してパトリースさんとテイスティングルームに向かうと5つのミレジム原酒がテーブルに用意されていました。部屋に1時間ほど1人きりにしてもらい、特別に用意された原酒に向き合い、その場で甲乙付け難い2つのカスクサンプルを日本に持ち帰らせていただきました。帰国してDORASで改めてテイスティングすると決定打が明確に見え、選んだ「2009」ヴィンテージをパトリースさんにお伝えしました。
前途のよう、フラパンのコニャックは40%台に加水されたエレガントなスタイルで長年知られてきましたが、本作はその歴史の中で初めて約60%という自然度数のまま瓶詰めされたリアルカスクストレングス・ミレジムとなります。パトリースさん自身も「これほど高い度数でのリリースは初めて」とセラーマスターが認めた特別仕様となりました。 当初240本を伝えていたのですが、史上初へのお気持ちから300本に本数を増やすことを決めました。 表ラベルにはBAR DORASのロゴとサインを配置し、裏ラベルには通常の輸入ステッカーではなく輸入元情報を直接組み込む特別仕様として制作していただきました。
特別仕様の原酒とラベルから、フラパンより唯一無二となるコニャックをこの機会に是非お楽しみいただけましたら幸いです。
【テイスティングコメント】
現地でのカスクテイスティングの際、先に原酒の説明を受けると先入観が出てしまうため、こちらの原酒を決定した際にフラパンの製造最高責任者パトリース・ピヴトー氏に「2009年」原酒について聞きました。 2009年はユニ・ブラン種の豊作年であり、澱とともに蒸留されたことでフレッシュさと複雑さを兼ね備えた高品質のオー・ド・ヴィーを生み出したことによりこの原酒はXOなどのブレンド用に使わずシングルカスクとして保管されてきました。 グランド・シャンパーニュ地区(GC)産らしい美しいアロマの豊かさ、繊細さ、そしてしっかりとした長い余韻を口の中にもたらしてくれます。 通常の栽培から瓶詰めまで一貫して自社で行うプロプリエテール・コニャックでは、熟成の途中で少しずつ加水してアルコール度数を下げ、香りを開かせ、味わいを丸く整えていきます。規定の2回蒸留の後に加水してから樽に入れて熟成させることが多くなります。 しかし本作はそうした工程を行わず、蒸留後に1滴の加水もなく樽の中で15年間熟成につきました。 加水されて水で伸ばしたタイプより香りや旨みに100倍の濃縮度があります。
余分な甘さがなくピュアなブドウ由来の香水のようで、その中に白花の蜜や無着色の白木、爽やかなグレープフルーツを連想する透き通った清涼感があり、飲み飽きることがありません。食後にはより真価を発揮します。
前作、前々作のPBでのテイスティングコメントでも書きましたが、ウイスキーを飲む際のように加水やチェイサーの水を飲んでコニャックを飲むと口内にアルコールのトゲが刺さりエグ味が出てしまうため、加水は厳禁とチェイサーは軽い水出し紅茶がおすすめです。 GC地区の重みと重心の低さ、テロワールが持つ骨格、高貴でフローラルな香り、そしてエレガントな長い余韻を体験できる特別なミレジム2009はフラパン史上世界初となる60%近いリアルカスクストレングスという、極めて稀な仕様のコニャックとなりました。
Commented & tasted by Yasutaka NAKAMORI
売り切れの際はご容赦ください。
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