グレントファース 1992 21年 48.2% / アスタモリス for ガイアフロー
Glentauchers 21y 1992/2013 48.2%
Asta Morris for Gaiaflow Japan, C# AM026, 260Bottles
バーボンバレル 2013年ボトリング 700ml (グレントファーズ)
<輸入元コメント>
ベルギーのボトラーズ“Asta Morris”から
日本向けのボトルが初登場!!
モルト新興国ベルギーの人気ボトラー「アスタモリス」から、初の日本向けボ トルが誕生しました! ガイアフローと「モルトマニアックス」のメンバーと して様々なシングルモルトをテイスターとして吟味してきた、アスタモリス代 表バート・ブラネル氏とのコラボレーションの成果が実りました。同ブランド のラベルには動物の写真の透かしが入るのが定番ですが、今回は富士山の世界 遺産登録を記念して、安藤広重が描いた「三保の松原」をデザインしました。 先行発売された欧州では、浮世絵ラベルとして人気を博しています。
日本では限定 260 本のみの発売となります。

1994:私がはじめてウイスキーを飲んだのは、ジャックダニエルのシングル・バレル。
1999にウイスキーをさらに楽しむ為にカルロスと共に、Wee Drum Sosietyを設立。
2005 〜08年までLindores Whisky Societyのメンバーとして所属
2005年、 初めて樽をセレクトをしたのは、The Nectar向けのBenriach 1976だった。
2006 〜 11年まで、モルト・マニアックスのメンバーとして所属し、毎年モルトアワードを選出をして世界中のモルト・ラヴァーへ素晴らしいモルト達を紹介してきた。
2011にAsta Morrisを設立をするため、モルト・マニアックスのメンバーを引退。
同年にボトリングをしたシングルモルト・ウイスキーはBenRiach1975 ,BenRiach1978,BenRiach 1977,そしてGlenburgieG&M,Bowmore ,Dailuaine、AstaMorris abelとして発売。
2012には6種類のボトルを発売。BenRiach 1979 と1983は同蒸留所にて樽を選別し発売。
2013、Asta Morrisは、はじめて国境を越えてスウェーデン向けのボトルを発売。
そして今、ウイスキー大国である日本に向けて、初めてボトリングが出来た事をとても誇りに思います!
バート氏のテイスティング・ノート
香り :心地よい香り、スウィーティーでフルーティ、熟した果実、パイナップル、マンダリンオレンジ、バニラ、生姜のコンフィ、少し胡椒、オークの甘い樹液がヨーグルトの様な香りを与えている
味わい:フレッシュでパワフル。フルーティーで甘く蜂蜜、バニラ、キャンディ、マンダリンオレンジ、バナナ、新鮮なアプリコット、たくさんのハーブを感じ、とても飲み易い口当たり。
余韻 :柑橘のようなフルーティーさを感じ、最後はレモン。軽くオークとシナモン、とても飲み易く、何度も繰り返し飲んでしまう危険なモルト
※限定品のため、売り切れの際はご容赦ください。
スコッチ文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル
店主 下野 孔明からのコメント
珍しいベルギーのボトラー『アスタモリス』とインポーターのガイアフローがコラボレーションしたグレントファースです。
飲みました!
<店主 下野のテイスティングノート>
梅、アプリコット、フルーティで柔らかい印象。梅干しの赤しその様なハーブ、白桃、アーモンド。全体的に甘い香り。
飲むとやや勢いのあるキレと透明感があり、香りとの一体感がある。アーシーなニュアンス、微かに青りんご、バナナ、モルティさが現れる。
フルーティさと良い意味での淡さがあって、度数以上に飲みやすい。
初めて飲んだボトラーの商品ですし、グレントファース(グレントファーズ)はマイナーな蒸留所であり、ほとんど飲んだことがなかったので、飲む前は不安だったのですが、かなり良い出来です。とにかく、柔らかいフルーティさがたまりません。
『はっきりとメリハリのついた味が好き!』っていう方には、あまりオススメしませんが、そうでなければ、十分に楽しんで頂けると思います。
自分が飲んだときは、やや開いている印象で、梅やアプリコット、白桃のフルーティさが出ていましたが、もしかすると開けたての頃は、バート氏のコメントの柑橘系の香りが強いのかもしれません。
いずれにしても、フルーティさが楽しめる一本だと思いますので、ぜひ、お試し下さい。
※後日追記
ボトラーズフェスなどで、再度試飲した所、開封から時間が経ったほうが、逆に味わいにメリハリがついている印象でした!
派手な味わいではないですが、ぜひとも飲んでいただきたいです!