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モートラック2008 12年 62% バレル / Beauty in the Beast 〜十六夜薔薇〜 for MALTOYAMA
※本商品は、本来の風味を活かすため冷却濾過を行っておりませんので、微細な黒い樽の木片や、浮遊する澱や沈殿が発生する場合がありますが、品質上、問題はありません。また交換・返品の対応は致しかねます。
※11月20日より順次、当店より発送となります。すべての商品の発送に、20日起算で5営業日程度掛かります。
※配送日の指定は承りかねます。指定の有った場合は指定なしで配送させていただきます。時間帯の指定は可能です。
※ご注文後の同梱、および、すでにご注文の商品との同梱は承りかねます。
※お客様のご都合でのご注文のキャンセルは、キャンセルに事由に関わらず今後のご利用を一切断りさせて頂く場合がございます。
※箱はありません。
容量:700ml
生産地域:スペイサイド
蒸留所名:モートラック
樽の種類:バレル
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蒸留年:2008
熟成年数:12年
ボトリング年:2020
総本数:214本
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<公式コメント>
今回リリースさせていただきますのは、モルトヤマの2020年リリースのプライベートボトルの最後を飾るモートラックです。
今回のラベルはTwitterでウイスキーボトルの絵を描いて、アップされていた、
『
ウイスキーボトルをひたすら描く@whiskeybottlesi』
https://twitter.com/whiskeybottlesi
さんに、ボトルのコンセプトと味を直接お話して、依頼し、デザインしていただきました。
スペイサイドの野獣として知られる人気蒸留所のモートラックですが、その野獣のうちに秘める美しさにスポットを当てたのがこのボトルです。
モルトヤマ 店主 下野孔明のテイスティングノート
香り:非常に力強い香り立ち、蜂蜜、ハーバル、松ヤニ、ライム、バニラを伴う上質なバーボンバレルのウッディさ、ドライマンゴー、マスカット。
味・パワフルで丸みのあるフルボディ、ハーバル、松ヤニ、蜂蜜、強いシロップの甘み、熟したリンゴ、グァバ、パイナップル、マスカット。ジンジャーを伴いながら甘さとフルーティさが続く。
インパクのあるハーバルな香りと味わいの奥の美しい甘さとフルーティさに、『野獣が秘めた真の美しさ』を感じる1本。
今回は、私が直接、ボトルの説明をするのではなくて、『ウイスキーボトルをひたすら描く』さんの視点での、ラベルの制作秘話をお読み頂ければ、ボトルのことをご理解いただけると思います。
この制作秘話の前にに、私、店主下野のテイスティングノートがありますので、長文ではありますが、ご購入の是非に関わらず、ぜひ、一度、制作秘話を、ご一読頂ければ幸いです。
★★★以下、ラベルデザインをされた『ウイスキーボトルをひたすら描く』さんの制作秘話の抜粋★★★
【刺々しさの奥に】
6月某日、モルトヤマさんより「良い樽が見つかったのでぜひラベルデザインを依頼したい」とのご連絡をいただいた。
面識のない私にそんなご依頼をくださるのは光栄だが、一方で「いや、ていうかTwitterで知り合っただけの人をそんな安易に信頼して大丈夫ですか」という気もしないでもない。先方はきちんとした法人で、会社の住所から本名からご尊顔まで晒してるけど、こちらは一切なんも開示してないので。
というわけで、やはりまずは一度直接お目にかかることにした。この歳まで生きてて、人生初北陸。
............
ほどなくしてある日曜の昼下がり、富山駅に降り立った。改札で出迎えてくださったごモルトヤマさんは、思ったより背が高くてシュッとしていた。路面電車を眺めながら歩くこと数分、昼食がてらの打ち合わせと、素敵なお店にご案内いただく。
地元の幸を堪能しながら、時節柄テーブル中央に設置された透明パネル越しに軽く世間話をしたあと、今回のサンプルについてモルトヤマさんはこうおっしゃった。
「尖った刺激があります。度数も高く、荒々しい。でもその奥に、熟したりんごのような美しいフルーティーさがあります」
それから、このボトルに込めた思いについてこう続けた。
「初め、とっつきにくい味です。でも飲み手にはぜひ、そこで投げ出さず向き合うことで、刺々しさの奥にある美しさを見つけてほしいのです」
実はこのとき初めて知ったのだが、普段モルトヤマさんはご自身でもラベルを制作されているとのこと。つまり、制作は必ずしも外注する必要がない。それでも今回これを私にご依頼くださるに至った理由について、こうおっしゃってくださった。
「完璧なものが美しいのではなく、欠落に潜む美しさに魅力を感じられるものこそが美しい。そんなメッセージを込めたボトルにしたいと思っています。それは自分の力量では表現できないと思いまして」
この短時間でそこまでの信頼に足る人間と思っていただけたかどうかはわからないが、食事のあと駅の近くでコーヒーを飲みながらご趣味のギターのお話などを伺い、北陸の地をあとにした。帰路の車中、さっそくコンセプトプランニングに取りかかる。
【Beauty in the Beast】
モートラックが「ダフタウンの野獣」と呼ばれていることもあって(って私は今回初めて知ったのだけども)、このボトルのコンセプトにモルトヤマさんは、
「美女と野獣(Beauty and the Beast)」
をイメージしているとおっしゃっていた。
しかし、考えるにつれ、「荒々しさの奥にある美」ということであれば、美女と野獣と言うよりは
「野獣の中の美(Beauty in the Beast)」
ではないかな、と思うに至った。
というわけでさっそく翌日、商品テーマに「Beauty in the Beast」を据えることを企画書にまとめ、モルトヤマさんにご提案した。幸いすんなりと受け入れていただくことができて、方向性はわずか1日で定まった。
【重暗いとばりと刺つぼみ】
さて、「何を表すか」が決まったところで次は「どう表すか」。
刺(トゲ)の奥に潜む美しさ、というテーマならば、この「美」の象徴にはやはり薔薇がふさわしい。
そして今回のコンセプトである「欠落も美の一部」を同時に持ち合わせたい。
そこで、キービジュアルには「十六夜薔薇(いざよいばら)」を用いることにした。
この薔薇は花弁が多く大変美しい一方で、咲く際に欠けが生じ、完全な円形に咲かないのだという。それが十六夜(十五夜のような真円ではなく、少しだけ欠けている月)のようということで、その名が付けられたそうだ。
また、十六夜薔薇は茎だけでなくつぼみ自体にもトゲがある。内包する花弁の多さゆえつぼみはまるっこくて不格好、そのうえトゲまであって、完全に閉じている状態ではこの物体から美しい花が現れるようにはとても見えない。
しかしひとたび開きはじめればトゲトゲのつぼみから美しい花弁の色が窺えて、その様はまさに「険しさの奥にある美」の象徴としてぴったり。
ラベル絵にはそんな「完璧でなくとも、なお美しい花」が、重く厚いベルベットカーテンの奥の、そのまたトゲつぼみの奥に潜んでいる様子を描き下ろした。
レイアウトは「クラシカルな分厚いハードカバー書籍の表紙」を模してある。その向こうにあるストーリーを読むように、ゆっくりと向き合い、味わってほしい、という願いを込めて。
★★★以上、『ウイスキーボトルをひたすら描く』さんの制作秘話の抜粋★★★
全文はこちらから↓
https://note.com/whiskeybottlesi/n/ndee08715e7cb
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